当会について

About Us

発足の経緯と活動のあゆみ

本研究会は、2018年度に勇美記念財団の助成を受けて実施した、石川県内における「がん経験者の外見支援に関する実態調査」をきっかけに発足しました。
調査の結果、がん治療による外見変化に関する情報不足や、地域で安心して相談できる場の少なさが明らかになりました。

この課題を受け、石川県がん安心生活サポートハウスとの共催で、医療・福祉関係者と美容業従事者が協働して「がん経験者の外見サポート研修会」を毎年開催しています。
研修会では、がん経験者の体験や専門職による講義やグループワークを通じて学び合い、外見ケアを地域で支えるネットワークづくりを進めています。

これまでに、調査報告書の公表、動画教材の作成、研修修了者リストの公開など、石川県内における外見サポートの基盤整備を進めてきました。
今後も、地域に根ざした外見サポートの仕組みづくりを継続していきます。

研究会メンバー

代表 /ソーシャルワーカー

久村 和穂

石川県がん安心生活サポートハウス/金沢医科大学医学部

看護師

木村 美代 

石川県がん安心生活サポートハウス

医師

龍澤 泰彦

石川県がん安心生活サポートハウス/石川県済生会金沢病院外科

看護師

松井 優子

石川県立看護大学附属看護キャリア支援センター

看護師

久野 真知子

金沢医科大学病院看護部

看護師

矢崎 未来

金沢医科大学病院看護部

医師

西部 明子  

金沢医科大学氷見市民病院皮膚科

医師

元雄 良治

福井県済生会病院内科・集学的がん診療センター

(2026年1月現在)

活動と成果

本研究会では、がんを経験された方が外見の変化によって孤立することのない社会をめざし、医療・福祉・美容・行政・市民が協働しながら、外見サポートに関する教育・調査・情報発信を行っています。

2021年から毎年開催している「がん経験者の外見サポート研修会」では、美容業従事者や医療・福祉の専門職に加え、がん経験者とも協力し、それぞれの立場から支援のあり方を共に考える学びの場をつくっています。これまでに延べ100名を超える修了者が誕生し、地域の中で互いに支え合うネットワークが広がっています。

また、県内のがん経験者や美容業従事者を対象とした実態調査をもとに、研修プログラムやがん経験者向け・支援者向けの動画教材などを作成し、外見サポートに関する信頼できる情報を発信してきました。 これらの成果は学会発表やメディア報道を通して共有され、地域における外見支援の体制づくりに活かされています。 私たちは「思いやりでつながる地域(Compassionate Community)」「専門をこえて協働する(Collaboration)」「共に学び、共に創る(Co-creation)」という3つの理念のもと、がんを経験された方が安心して相談できる環境を整えながら、石川県から全国へと支援の輪を広げていきます。

第4回がん経験者の外見サポート研修会
(グループワークの様子)

第5回がん経験者の外見サポート研修会
(グループワークの様子)

第5回がん経験者の外見サポート研修会
(グループワークの成果)

第4回がん経験者の外見サポート研修会
(当日の様子)

これまでの実績

研究助成
2018年度 公益財団法人 勇美記念財団 在宅医療研究への助成(研究代表者:久村和穂)
2022〜25年度 科学研究費助成事業 基盤研究(C) がん患者のアピアランス問題解決のためのICTツールの開発(課題番号:22K10788)(研究代表者:松井優子)
令和6年度 公益財団法人 安田記念医学財団 癌看護研究助成(研究代表者:松井優子)
事業補助金
令和2年度 石川県 高度・専門医療人材養成支援事業補助金
令和3年度 石川県 高度・専門医療人材養成支援事業補助金
令和4年度 石川県 高度・専門医療人材養成支援事業補助金
令和5年度 石川県 がんアピアランス支援事業委託費
令和6年度 石川県 高度・専門医療人材養成支援事業補助金
令和6年度 公益財団法人 喜・榮・音與支援財団 医療・看護技術向上又は高齢者・障がい者福祉増進活動に対する助成支援金
令和7年度 石川県 高度・専門医療人材養成支援事業補助金
調査報告書
学会発表・講演など
2020.08 久村和穂、木村美代、松井優子、久野真知子、矢崎未来、葛西傑、西部明子、龍澤泰彦、安本和生、元雄良治.地域におけるがん経験者の外見変化への支援に関する実態と課題、緩和・支持・心のケア合同学術大会.
2021.06 久村和穂、木村美代、久野真知子、矢崎未来、松井優子、葛西傑、西部明子、龍澤泰彦、安本和生、元雄良治.地域におけるがん経験者への美容サービス提供の現状と外見支援に関する課題.第6回日本がんサポーティブケア学会学術集会.
2021.06 西部明子、久村和穂、木村美代、松井優子、久野真知子、矢崎未来、葛西傑、龍澤泰彦、安本和生、元雄良治.地域におけるがん経験者の外見変化への支援に関する実態と課題.第120回日本皮膚科学会総会、131(5).
2022.02 西部明子、久村和穂、葛西傑、安本和生、元雄良治、木村美代、龍澤泰彦、松井優子、久野真知子、矢崎未来.地域におけるがん経験者の外見変化への支援に関する実態と課題.日本皮膚科学会雑誌、132(2) 316-317.
2024.05 松井優子、酒井彩夏、小梁莉奈、菅原千晴、中田晶美、中道空美、林琴美、久村和穂.がん経験者の治療による衣生活への影響.第9回がんサポーティブケア学会学術集会抄録集 p207.
メディアでの報道
2020.03 m3.com地域版【石川】がん患者の外見の悩みに寄り添う 金沢医科大学病院集学的がん治療センター 久村和穂・金沢医科大学腫瘍内科学講師らに聞く(Vol.1〜3)
2020.10 北國新聞朝刊(34頁) がん患者のおしゃれ応援、県内初 化粧品やウィッグカット
2020.11 北陸放送 報道番組「レオスタ」 がん患者の心理的苦痛と外見によるQOL低下とケアの必要性
2022.02 北國新聞朝刊(32頁)/富山新聞朝刊(25頁) がん患者のおしゃれ支援 理美容店と研修
2022.03 読売新聞朝刊 がん患者の外見の悩み、抜け毛・発疹 ケアに指針
2022.04 yomiDr. ヨミドクター がん治療で抜け毛、発疹、爪の変形…外見のケア
2022.08 北國新聞朝刊(24頁) 外見に悩むがん患者 美容の力で元気に
2023.03 コミュニティラジオFMかほく 谷本亙「この町あした、あさって」
2025.10 北陸中日新聞朝刊(11頁) がん患者に「外見」学ぼう 男性向けケアの催し
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